風を切る肌の熱さを
瞼の裏にひらめく鈍い瞬きを
不自由だと嘆く手足で
わずかに
わずかに
手繰り寄せる
 
私たちは目隠しをしたまま 暁の空を飛んでいるのだ

青と檸檬

入透のブログ型詩集です。

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