2018.08.31 11:10向日葵アスファルトを圧迫していた空が、遠くへ逃げていく10代の哲学で日焼けした頰夕立に噛み付く町内放送運動会の匂いが汗ばんだ額を擦って黄昏の向こうに目を凝らす靭くあるには幼すぎ明日を語るには知りすぎていた時間は素直さも勇敢も不平等に切り分けられて傷だらけの手で、枯れかけの向日葵を握って遠くで汽笛が鳴る窓枠を埋め尽くす竜の腹から星座が転がり出て、海へ落ちた悲鳴はあまりに歓声に似ていて思わず未来をいくつか、口ずさんだ青と檸檬入透のブログ型詩集です。フォロー2018.09.11 06:17九月の蝉2018.08.27 14:29mermaid.0コメント1000 / 1000投稿
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